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2018年07月15日

ISO45001とOHSAS18001

ISO45001は、世界初の労働安全衛生を扱う国際規格
であり、OH&Sのパフォーマンス改善を望んでいる
組織のための、ただ1つの明確な枠組みを提供する
規格です。

これまでのOHSAS18001は、OH&Sのハザードや他の
内部の問題を管理することに焦点を合わせていますが、
ISO45001は、組織とビジネス環境の相互作用に焦点を
合わせていることが主な変化です。2規格はまた、
以下のように異なります。

・OHSAS18001は手続きベースであるが、ISO45001は
プロセスベースである。
・OHSAS18001はただリスクだけを扱うが、ISO45001
はリスクと機会を考慮する。
・OHSAS18001は利害関係者の見解を含まないがISO
45001は含む。

ISOマネジメントシステム規格に共通の枠組(共通テキ
スト)は新らしいマネジメントのトピックを、組織の
既存のマネジメントシステムに統合するのを容易に
するために慎重に開発されました。

ISO45001は、ISO14001にかなり同様な規定を持って
いるし、また、それらを正しく実行するなら、受ける
恩恵は尽きることがないでしょう。

なお、OHSAS18001からISO45001への移行には、
3年間の移行期間が設けられています。

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2016年12月28日

2015年版対応マニュアル

2015年版規格にISO9001、ISO14001共にマニュアル
作成の要求事項はありませんが、組織様の判断で
マニュアルを作成することもあるでしょう。
その場合の留意点を述べたいと思います。

ISO9001:2015の0.1一般には以下の表記があります。
・この規格は、次の事項の必要性を示すことを意図
したものではない。
-様々な品質マネジメントシステムの構造を画一化
する。
-文書類をこの規格の箇条の構造と一致させる。
-この規格の特定の用語を組織内で使用する。

端的に言いますと、規格要求事項をそのまま写した
ようなマニュアルを作成するのではなく、事業プロ
セスとの統合を目指すべきであるということです。

作成されるマニュアルは、規格の章立てや、用語に
合わせる必要はないのです。

組織様の戦略的方向性や目的に適った内容、事業
プロセス重視、日常使用されている言葉で作成する
ことが望ましいでしょう。

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