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2011年12月26日

基本と原則

日経ビジネスの「2011年名言?迷言?大賞」に
以下の言葉が掲載されていました。

「命の重さを知るには大きすぎる代償でした。
しかし、苦境にあっても天を恨まず運命に耐え
助け合って生きていくことが、これからの、
私たちの使命です」
(宮城県気仙沼市立階上中学校
卒業生代表 梶原 裕太氏)

この言葉は、皆様の記憶にもまだ鮮明に残って
いることと思います。

“震災からわずか11日後に被災地の中学生が泣き
ながら読み上げた答辞の一部である。
政治家や経営者たちが混乱して、責任を押しつけ
合い自らの過失を「想定外」で糊塗しようとする
一方で、15歳の少年は天を恨まず
過酷な運命を受け入れようとする”
(「日経ビジネス」より)

原発問題に限らず、エネルギー、経済、外交、
社会保障等、あらゆる分野がハイリスクな状況
の中で、指導者、マネジメント、そして我々に
求められることは何でしょうか?

「基本と原則に反するものは例外なく破綻する」
「いま直面する課題は何か、問題は何か、行う
べき意志決定は何か、
そして意志決定に適用すべき基本と原則は何か
を徹底して考えよ」(P.F.ドラッカー)

今こそ、指導者、マネジメントを含むすべての
人々が、その基本と原則に立ち返るべき時なのだ
と思います。

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