ブログ

最新情報
2015年01月05日

新年ご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

さて、1月3日付の地方紙の社会欄の記事によれば、
共同通信社が主要111社を対象にアンケートを実施
した結果では、全体の87%に当たる97社が、
2015年の景気を拡大すると予想し、後退を見込んだ
企業はゼロであったとのことです。

しかし、円安等による原材料費の高騰を、販売価格に
上乗せ出来ていない企業は30社に上り、また半数の
企業が売上高に占める海外事業の比率を増やすとし、
一部の製造業に国内回帰の動きはあるものの、円安が
進んでも、企業が国際化を図る姿勢に変化がないこと
等が明らかになったとのことです。

ISO/DIS 9001:2014の9.3(マネジメントレビュー)
では、レビューにおいて考慮すべき項目に以下を含め
ています。

・戦略的な方向性を含めた品質マネジメントシステム
に関連する外部及び内部の課題の変化
・効果的な品質マネジメントシステムの維持のために
必要な資源の妥当性

「レビュー」とは設定された目標を達成するための、
オブジェクト(実体)の適切性、妥当性又は有効性の
確定(ISO9000:2015,3.13.1.1)

小事務所は、引き続き、管理責任者、事務局支援、
内部監査代行等のサービスを、リーズナブルに提供する
ことによって、自らの使命を果たして参る所存です。

ご興味がございましたら、お気軽にメールフォームから
お問合せ下さい。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。

同じカテゴリ(未分類)の記事
2013年11月26日

BCPについて

BCP(事業継続計画)については、災害時に対する
備え、つまり「防災計画」のことであるという思い込み
や誤解が多いことが気になります。

「防災」対策としての、職場の安全確保、適切な場所
への避難、安否確認、防災用具の準備、訓練の実施等
はもちろん大切ですが、
BCPは「事業の継続」、つまりリスクが具現化した
後も重要業務を再開し継続していけるように計画を
することです。

BCPを作成する際は、事業インパクト分析(BIA)に
より以下の事柄を明確にすることが期待されます。

・事業を支える業務の洗い出し
・業務の中断による事業への影響
・重要な活動に関連する依存関係
・業務を復旧させる優先順位の決定
・目標復旧時間・目標復旧レベルの設定
・各業務の再開に必要な経営資源

上記に「目標復旧時間・目標復旧レベルの設定」が
あるのは、BCPでは「時間」が重要であり、適当な時間
内に事業を再開できないなら、再開できるか否かは
もはや、問題ではなくなるからです。

想定されるリスクについては、地震や風水害などの
自然災害に特化するのではなく、平常時における
リスクとして通信ネットワークの切断、重要設備の
操作ミス、コンピューターウイルス/ワーム感染、
熟練社員の退社、供給者の事業中断等による調達不能
の状況等々を含めて検討をされることをお勧め致し
ます。

同じカテゴリ(未分類)の記事
1 3 4 5 6 7 8 9 10 11
COPYRIGHT © YUZAWA ISO consulting Office ALL RIGHTS RESERVED.